SQLの窓

2017年01月27日


Google Chrome の Flash 完全排除に対応 : JavaScript でクリップボードに文字列をコピーする Clipboard.js の使用方法と注意事項

世の中の一般的な使用方法は、オリジナルサイトの概要と大差無いようですが、実際本当に使いたい環境を持っている人にとっては説明不十分です。

バージョン 1.5.4 までと 1.5.5 からでは仕様がすこし違う

問題は、element.focus(); ですが、これですと環境によってはコピー対象となるエレメントの位置までスクロールしてしまうので(実際このブログではしてしまった)ので、良く解らずに 1.5.4 以前を使用している場合は、バージョンアップしないほうがいいです。また、以下のソースコードからも解るように、focus() が実行されるのは、INPUT か TEXTAREA か その他の要素で contenteditable 属性を持っている場合だけなので、普通に DIV ならば focus() が実行される事はありません。
/*!
 * clipboard.js v1.5.12
 * https://zenorocha.github.io/clipboard.js
 *
 * Licensed MIT c Zeno Rocha
 */
    if (element.nodeName === 'INPUT' || element.nodeName === 'TEXTAREA') {
        element.focus();
        element.setSelectionRange(0, element.value.length);

        selectedText = element.value;
    }
    else {
        if (element.hasAttribute('contenteditable')) {
            element.focus();
        }

        var selection = window.getSelection();
        var range = document.createRange();

        range.selectNodeContents(element);
        selection.removeAllRanges();
        selection.addRange(range);

        selectedText = selection.toString();
    }

    return selectedText;
この SyntaxHighlighter の右上のツールバーにある copy ボタンは、Clipboard.js を組み込んで実装しました。

実装

このような事をふまえて一般的な実装は以下のようになります
<script src="//ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/2.2.2/jquery.min.js"></script>
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/clipboard.js/1.5.12/clipboard.min.js"></script>
<script>
$(function(){
	var clipboard = new Clipboard('.clipboard_element');
	clipboard.on('success', function(e) {
	    alert("クリップボードにコピーしました");
	});
	$(".action_btn").on("click", function(){
		var work = prompt("入力値をクリップボードにセット")
		$("#clipboard").text( work );
	})
});
</script>
<div class="clipboard_element" data-clipboard-target="#clipboard">
	<button type="button" class="action_btn">実行</button>
</div>

<div id="clipboard" style='position:absolute;left:-1000px;width:900px;white-space:pre-wrap;word-wrap:break-word;'></div>
このソースコードには、いくつか重要な部分が存在します。

注意事項

1) ページにひとつだけ、クリップボード転送用の要素を DIV で作成する
   (body 要素直下でいいと思います)

2) DIV 内に改行やスペースを反映させる為に white-space:pre を設定する

3) ページ上から隠す為に、position:absolute;left:-1000px を設定する
   (クリップボートへコピーする為に選択する必要があるので、非表示では動作しません)
   転送したテキストがこちら側へ表示しないように width:900px と word-wrap:break-word を指定する

4) クリックイベントは、ボタンである必要は無く、どのような要素でも良い

5) ボタンをクリックした時に必要な文字列を DIV に転送した後、DIV のクリックイベントが発生
実際の Clipboard.js のイベントは、ページ上のクリックイベントが全て終了してから発生するので、この順序である必要は無いのですが、仕様変更等あった場合にそなえてこの順序が良いと思います。


追記

ここで行っているような転送用のエリアを作成した処理を半自動でやるのがどうやら Advanced Options のあたりのようなのですが、ソース読むといろいろ scroll とかやってるので、環境によってはやはり問題がでるかもしれません。


Google、ChromeでのFlashブロックをさらに推進、12月にHTML5をデフォルトに

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clipboard.js のコピーさせるテキストを自由にダイナミックに渡す方法は、Advanced Usage の text です。



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posted by lightbox at 2017-01-27 19:40 | Comment(0) | JavaScript ライブラリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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