SQLの窓

2014年05月02日


Oracle11g XE( 無償 ) のインストールからテスト用販売管理データのロードまで

ダウンロード : Oracle Database Express Edition 11g Release 2
( このページの『ダウンロードタブ』から )

ライセンスのページ
オラクルは、お客様に対して、
(a)お客様独自の内部的なデータ処理業務のためのお客様のアプリケーションの開発、プロトタイピング及び実行を目的として、本プログラムを使用する非独占的、譲渡不能かつ限定的な使用権を許諾します。
(b)お客様は、お客様のアプリケーションとともに本プログラムを頒布することができます。
(c)お客様は、第三者に対しデモンストレーション及び研修を提供する目的で、本プログラムを使用することができます。
(d)お客様は、お客様の各ライセンシーが本契約の条件に同意する場合、ライセンシーに対し、本プログラムを複製して頒布することができます。 お客様は、本契約で認められている以外の目的で本プログラムを使用することはできません。
ライセンスの文章はどこのものでもわかりにくくなっていますが、インターネットで調べると『商用可能』である事が解ると思います。但し、Oracle は簡単に扱えるデーターベースでは無く、テクニカルサポートは無く、アップデートの提供は無いので商用で利用する条件は実際には相当特別なものとなります。しかし、開発環境を手軽に作れる事は間違い無く、本番環境で扱われる事が想定される SHIFT_JIS との違いさえ知っておけば、特に問題無くどこでも運用可能です。 参考1 : Oracle 11g Express 文字コードを変更する 参考2 : oracle 11g XE でキャラクタセットを変更した時のメモ ※ 既存のデータを使わないのであれば、NVARCHAR2 の文字数と、VARCHAR2 でのバイト数( 普通日本語では1.5倍必要 )の理解があればそのまま使用できます ※ レジストリの NLS_LANG は、JAPANESE_JAPAN.JA16SJISTILDE です。 ※ SELECT * FROM NLS_DATABASE_PARAMETERS で、NLS_NCHAR_CHARACTERSET は AL16UTF16 で、NLS_CHARACTERSET は AL32UTF8 です。 ダウンロードとインストール 一般的なフリーソフトと変わりなく、とても簡単にインストールまではできます。但し、インストール後はサービスが自動起動になりますので、必ず『手動』に切り替えておかないと Oracle はかなりのリソースを使用するので PC が重くなります。サービスは 2つで、XE の場合、OracleServiceXE と OracleXETNSListener で、前者が Oracle データベースのサービスで、後者が通信用のサービスです。 こちらに、インストール時のスクリーンショットを用意しましたが、特筆すべきはなにもありません。 接続確認 インストールされたプログラムに、『SQLコマンドラインの実行(sqlplus.exe /nolog)』がありますから、そこで connect と入力して、system と パスワード(大文字小文字を区別します)を入力してログインします。どうせですから、その際に HR ユーザのアンロックと、ゴミ箱機能の解除をしておくといいと思います。 ALTER USER HR ACCOUNT UNLOCK IDENTIFIED BY password; ▼ ゴミ箱機能の解除 ▼ 解除後、再起動したシステムパラメータ ▼ SPFILE("C:\oraclexe\app\oracle\product\11.2.0\server\dbs\SPFILEXE.ORA") の状態 ネット・サービス名の確認 XE と決まっていますが、一応。 場所 : "C:\oraclexe\app\oracle\product\11.2.0\server\network\ADMIN\tnsnames.ora"
XE =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = PC名)(PORT = 1521))
    (CONNECT_DATA =
      (SERVER = DEDICATED)
      (SERVICE_NAME = XE)
    )
  )

EXTPROC_CONNECTION_DATA =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS_LIST =
      (ADDRESS = (PROTOCOL = IPC)(KEY = EXTPROC1))
    )
    (CONNECT_DATA =
      (SID = PLSExtProc)
      (PRESENTATION = RO)
    )
  )

ORACLR_CONNECTION_DATA = 
  (DESCRIPTION = 
    (ADDRESS_LIST = 
      (ADDRESS = (PROTOCOL = IPC)(KEY = EXTPROC1)) 
    ) 
    (CONNECT_DATA = 
      (SID = CLRExtProc) 
      (PRESENTATION = RO) 
    ) 
  ) 

ODBC による接続確認

インストールされた、Oracle in XE という ODBC ドライバで DSN を作成します。ODBC ドライバ単体で接続確認ができますが、DSN を使ってすぐ SHIFT_JIS 環境のアプリケーションからもアクセス可能となります。



スキーマの作成

これが一筋縄では行きませんが、SQL をひたすら実行するだけなので間違いをできるだけ避ける為に、ここでは SQL の窓を使います。



解凍して、WinOfSql.exe を実行し、『O』ボタンで表示されるログインダイアログで、DSN と system と パスワードを入力すると以下のようになります。



右側のテキストエリアで、SQL 文を実行できますので、ACT ボタンで以下の SQL を一つづつ全て実行します。

▼ テーブルスペース作成
create tablespace LIGHTBOXAREA
datafile 'C:\oraclexe\app\oracle\oradata\XE\LIGHTBOX.ORA'
	size 5M
	autoextend on
	next 1M
	maxsize unlimited
segment space management AUTO
ファイルの拡張子は、システムと同じ .DBF でもいいですが、.ORA のほうがユーザ専用として解りやすいので使っています( Oracle 7の名残です ) ▼ ユーザ作成
create user LIGHTBOX
	identified by パスワード
	default tablespace LIGHTBOXAREA
	temporary tablespace TEMP
	quota unlimited on LIGHTBOXAREA
	account unlock
パスワードは大文字小文字を区別するので注意して下さい( あとからでも変更できます / ALTER USER ユーザ名 IDENTIFIED BY パスワード ) ▼ ロール作成
create role LIGHTBOX_ROLE
▼ ロールに権限付与
grant 
	 ALTER PROFILE 
	,ALTER SESSION 
	,ALTER SYSTEM 
	,ALTER TABLESPACE 
	,ALTER USER 
	,CREATE PROCEDURE 
	,CREATE PROFILE 
	,CREATE PUBLIC SYNONYM 
	,CREATE ROLE 
	,CREATE ROLLBACK SEGMENT 
	,CREATE SEQUENCE 
	,CREATE SESSION 
	,CREATE SYNONYM 
	,CREATE TABLE 
	,CREATE TABLESPACE 
	,CREATE TRIGGER 
	,CREATE VIEW 
	,EXECUTE ANY PROCEDURE 
	,SELECT ANY DICTIONARY 
	,SELECT ANY SEQUENCE 
	,SELECT ANY TABLE
to LIGHTBOX_ROLE
▼ ロールをユーザーに適用
grant LIGHTBOX_ROLE to LIGHTBOX
これでやっとテーブルを作成してデータを投入可能になります 状態確認 RDBMS 固有メニューから、『スキーマ一覧』を実行すると以下のようになっています。この後、作成したユーザでログインをしてエラーが無く、テーブル一覧がなにも表示されない事を確認します。 データ投入 MDB から データをインポートするスクリプトを用意していますので、スクリプトの DSN、ユーザ、パスワード を変更して実行して下さい。最初は、テーブルが存在しないので確認のメッセージボックスが表示されますが、2回目以降は一気に作成されます。 スクリプトには、VARCHAR2 用と NVARCHAR2 用があります。都合の良いほうを実行して下さい。 さらに Oracle を管理する為に SQL Developerの使い方〜ダウンロード、インストール、DB接続、SQL実行 関連する記事




posted by lightbox at 2014-05-02 18:45 | Oracle | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月01日


Flash Playerに危険な脆弱性( またかというかこっちもか )。13.0.0.206 である事を確認しましょう。

米アドビシステムズは米国時間2014年4月28日、「Flash Player」に危険な脆弱性が見つかったとして注意を呼びかけた。
IE に追い討ちかけるような内容です。自分は、Google Chrome の内臓 Flash しか使用していないので、『C:\Program Files\Google\Chrome\Application\34.0.1847.131\PepperFlash』の中の manifest.json で、pepflashplayer.dll が 13.0.0.206 である事を確認しました。 ブラウザ上の Flash から 右クリックから確認してもいいです。 とにかくこういう事が起きる毎に、複数のブラウザのメンテするのが大変なので、Flash と PDF Viewer は Google Chrome 内臓のものしか使っていません。今回、本体の更新無しに、Flash は更新されていたようなので、とても安心しました。 ただ、更新日付が『2014‎年‎4‎月‎24‎日』なので、公式発表より4日も前です。当然ソフトウェアの対応が終わってからの発表だと思われますが、内臓のほうが速く対応されたのだろうか・・・と比べる対象が無いので良くわかりませんが、Google Chrome という立ち位置からすると、このへんは格段に IE から優位である気がします。 特に今回のような IE の不始末と同時期だけに。 関連する記事 IE の不始末の回避策( IEの深刻なゼロデイ脆弱性 ) 関連する記事


posted by lightbox at 2014-05-01 19:51 | WEBブラウザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Seesaa の各ページの表示について
Seesaa の 記事がたまに全く表示されない場合があります。その場合は、設定> 詳細設定> ブログ設定 で 最新の情報に更新の『実行ボタン』で記事やアーカイブが最新にビルドされます。

Seesaa のページで、アーカイブとタグページは要注意です。タグページはコンテンツが全く無い状態になりますし、アーカイブページも歯抜けページはコンテンツが存在しないのにページが表示されてしまいます。

また、カテゴリページもそういう意味では完全ではありません。『カテゴリID-番号』というフォーマットで表示されるページですが、実際存在するより大きな番号でも表示されてしまいます。

※ インデックスページのみ、実際の記事数を超えたページを指定しても最後のページが表示されるようです

対処としては、このようなヘルプ的な情報を固定でページの最後に表示するようにするといいでしょう。具体的には、メインの記事コンテンツの下に『自由形式』を追加し、アーカイブとカテゴリページでのみ表示するように設定し、コンテンツを用意するといいと思います。


※ エキスパートモードで表示しています

アーカイブとカテゴリページはこのように簡単に設定できますが、タグページは HTML 設定を直接変更して、以下の『タグページでのみ表示される内容』の記述方法で設定する必要があります

<% if:page_name eq 'archive' -%>
アーカイブページでのみ表示される内容
<% /if %>

<% if:page_name eq 'category' -%>
カテゴリページでのみ表示される内容
<% /if %>

<% if:page_name eq 'tag' -%>
タグページでのみ表示される内容
<% /if %>
この記述は、以下の場所で使用します
container 終わり



フリーフォントで簡単ロゴ作成
フリーフォントでボタン素材作成
フリーフォントで吹き出し画像作成
フリーフォントではんこ画像作成
ほぼ自由に利用できるフリーフォント
フリーフォントの書体見本とサンプル
画像を大きく見る為のウインドウを開くボタンの作成

CSS ドロップシャドウの参考デモ
イラストAC
ぱくたそ
写真素材 足成
フリーフォント一覧
utf8 文字ツール
右サイド 終わり
base 終わり