SQLの窓

2016年12月24日


VBScript + WMI : ファイルの状態の監視

WMI の典型的なイベント監視のサンプルです。
( リンク先は、Microsoft の TechNet のスクリプト センターです )

ファイル作成の監視
1) C:\scripts フォルダを作成します。
2) 適当な場所にスクリプトを作成します(file_create.vbs)
3) そのフォルダをエクスプローラでSHIFTキーを押しながら右クリックしてコマンドブロンプトを開きます
4) cscript file_create.vbs と実行します
5) C:\scripts でファイルを作成します
strComputer = "."  
Set objWMIService = GetObject("winmgmts:" _  
    & "{impersonationLevel=impersonate}!\\" & _  
        strComputer & "\root\cimv2")  
Set colMonitoredEvents = objWMIService.ExecNotificationQuery _  
    ("SELECT * FROM __InstanceCreationEvent WITHIN 10 WHERE " _  
        & "Targetinstance ISA 'CIM_DirectoryContainsFile' and " _  
            & "TargetInstance.GroupComponent= " _  
                & "'Win32_Directory.Name=""c:\\\\scripts""'")  
Do  
    Set objLatestEvent = colMonitoredEvents.NextEvent  
    Wscript.Echo objLatestEvent.TargetInstance.PartComponent  
Loop  

ファイル変更の監視
strComputer = "."  
Set objWMIService = GetObject("winmgmts:" _  
    & "{impersonationLevel=impersonate}!\\" & _  
        strComputer & "\root\cimv2")  
Set colMonitoredEvents = objWMIService.ExecNotificationQuery _  
    ("SELECT * FROM __InstanceModificationEvent WITHIN 10 WHERE " _  
        & "TargetInstance ISA 'CIM_DataFile' and " _  
            & "TargetInstance.Name='c:\\scripts\\index.vbs'")  
Do  
    Set objLatestEvent = colMonitoredEvents.NextEvent  
    Wscript.Echo "File: " & objLatestEvent.TargetInstance.Name  
    Wscript.Echo "New size: " & objLatestEvent.TargetInstance.FileSize  
    Wscript.Echo "Old size: " & objLatestEvent.PreviousInstance.FileSize  
Loop  
ファイル削除の監視
strComputer = "."  
Set objWMIService = GetObject("winmgmts:" _  
    & "{impersonationLevel=impersonate}!\\" & _  
        strComputer & "\root\cimv2")  
Set colMonitoredEvents = objWMIService.ExecNotificationQuery _  
    ("SELECT * FROM __InstanceDeletionEvent WITHIN 10 WHERE " _  
        & "Targetinstance ISA 'CIM_DirectoryContainsFile' and " _  
            & "TargetInstance.GroupComponent= " _  
                & "'Win32_Directory.Name=""c:\\\\scripts""'")  
Do  
    Set objLatestEvent = colMonitoredEvents.NextEvent  
    Wscript.Echo objLatestEvent.TargetInstance.PartComponent  
Loop  
利用できるディスク領域の監視
Const LOCAL_HARD_DISK = 3  
strComputer = "."  
Set objWMIService = GetObject("winmgmts:" _  
    & "{impersonationLevel=impersonate}!\\" & strComputer & "\root\cimv2")  
Set colMonitoredDisks = objWMIService.ExecNotificationQuery _  
    ("Select * from __instancemodificationevent within 30 where " _  
        & "TargetInstance isa 'Win32_LogicalDisk'")  

Do 
    Set objDiskChange = colMonitoredDisks.NextEvent  
    If objDiskChange.TargetInstance.DriveType = LOCAL_HARD_DISK Then  
        If objDiskChange.TargetInstance.Size < 100000000 Then  
            Wscript.Echo "Hard disk space is below 100000000 bytes."  
        End If  
    End If  
Loop  



posted by lightbox at 2016-12-24 14:34 | VBS + WMI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月18日


シャットダウンダイアログを表示する / ログオフ・リブート・シャットダウン / VBScript

※ Windows10 でも動作確認しました



Set objShell = CreateObject("Shell.Application")
objShell.ShutdownWindows()


▼ 右クリックから保存して下さい。
ブラウザでダウンロード
※ クリックすると、新しいウインドウで『プレーンテキスト(text/plain)』として開きます
ログオフ
シャットダウン
リブート
パワーオフ(こちらの環境では未確認)

logoff.vbs
Set colOperatingSystems = _
GetObject("winmgmts:{(Shutdown)}").ExecQuery( _
"Select * from Win32_OperatingSystem") 
For Each objOperatingSystem in colOperatingSystems 
	ObjOperatingSystem.Win32Shutdown(0) 
Next


関連するスクリプト

ログオフ・リブート・シャットダウン



posted by lightbox at 2016-12-18 17:04 | VBS + Shell | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月17日


Android Studio の追加日本語化用に、キャラクタセットに依存しないコード文字列を作成するツールを作成しました

PHP で作ると大げさなので、jQuery で作成しました。元に戻したい時はデベロッパーツールで console.log すればいいと思います。ソースコードは、記事の最後にあります。ここでは、サンプルとして表示する為に、テキストエリアのサイズを小さくしているので、実際に使う場合はこちらからどうぞ。

Android Studio の日本語化は、『ANDROID STUDIO 2.0 を日本語化してみた』 で入手できるもので十分ですが、自分用に表現方法を変えたい場合は、こういう文字列が必要になります。


▼ 結果の文字列( クリックすると選択します )


▼ テスト用文字列( クリックすると選択します / デベロッパーツールのコンソールで実行用 )




ソースコード
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.1.1/jquery.min.js"></script>
<script>
$(function(){

	var text;

	$("#convert").on( "click", function(){
		text = "";
		var base = $("#text").val();
		var charCode = 0;
		for( i=0; i < base.length; i++ ) {
			charCode = base.charCodeAt(i);
			if ( charCode < 0x7f ) {
				text += base.charAt(i);
			}
			else {
				text += "\\u" + ( '0000' + base.charCodeAt(i).toString(16) ).slice( -4 );
			}
		}
		$("#result").val( text );

		$("#test_string").val("console.log('" + text + "')");
	});

//	$("#check").on( "click", function(){
//		eval("var x = \"" + $("#result").val() +"\"");
//		alert( x );
//	});

});
</script>
<pre>
<input id="convert" type="button" value="日本語を文字列内用コードに変換">
<textarea id="text" style='width:90%;height:100px;margin-top:5px;font-size:16px;'>abc 日本語を文字列内用コードに変換 123</textarea>
▼ 結果の文字列( クリックすると選択します )
<textarea id="result" style='width:90%;height:200px;font-size:16px;' onclick='this.select()'></textarea>
<!--input id="check" type="button" value="alert で表示"-->
▼ テスト用文字列( クリックすると選択します / デベロッパーツールのコンソールで実行用 )
<textarea id="test_string" style='width:90%;height:200px;font-size:16px;' onclick='this.select()'></textarea>




</pre>
その場で結果を見るコードとして、コメント内で eval を使った部分があります。ですが、一般的にはデベロッパーツールで確認するのがいいでしょう。

\unnnn (nは数字) というフォーマットでないと文字列としてエラーになるので eval が必要でした。




posted by lightbox at 2016-12-17 16:24 | jQuery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月16日


Amazon API の 503エラー の対処について

長く使ってなかった Amazon の 商品情報を取得するコードを実行していたら、商品単位で一回目のアクセスに、かなりの確率で 503 エラーで失敗するという現象に出くわしました。ページをリロードすると、たいていは表示されますが、リロードできない仕様のページもあるので調べてみると、『Amazonマーケットプレイス Web サービス (Amazon MWS) ドキュメント』にこんな事が書いてありました

500エラー、または503エラーを受信後、オペレーションの呼び出しをリトライする場合は、最初のエラーレスポンス直後にリトライすることができます。複数回リトライする場合、Amazonでは最大リトライ回数4回の「Exponential backoff」(指数関数的後退)によるアプロ―ディを推奨します。その後エラーを記録し、手動のフォローアップと調査を進めます。の例えば、リトライの時間を、1秒、4秒、10秒、30秒の間隔で計ることができます。実際の後退時間と制限は、あなたのビジネスプロセスによって異なります。
という事で、手動のリロードは1秒程度なので、1秒づつ待って4回リトライして正常動作を確認しました。
if ( !$dom->load($req2) ) {
	sleep(1);
	if ( !$dom->load($req2) ) {
		sleep(1);
		if ( !$dom->load($req2) ) {
			sleep(1);
			if ( !$dom->load($req2) ) {
				sleep(1);
				if ( !$dom->load($req2) ) {
					print "<b style='color:white;font-size:24px;'>リロードして下さい <input type='button' value='リロード' onclick='location.reload(true)'> </b>";
				}
			}
		}
	}

}




posted by lightbox at 2016-12-16 09:40 | API | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月13日


Seesaa ブログのカテゴリ管理画面で、ブラウザのコンソールを使って jQuery で順序をソートする

Seesaa ブログのカテゴリ管理画面で、ブラウザのコンソールを使って 10 番毎の数字にリセットする の続きですが、ソートするとなるといったん配列にデータをため込む必要があります。

ここでは、_sortdata と言う変数を使用していますが、なんでもかまいません。Seesaa のカテゴリ管理画面で F12 でデベロッパーツールを開き、_sortdata が存在しない事を確かめればいいです。

ソートするので、sort メソッドを使用しますが、ソート対象はオブジェクトになるので、比較関数を実装する事になります。

オブジェクトは、{ title: "文字列", sort: jQueryの番号フィールドのオブジェクト } と言う形式で作成しているので、以下のソースのように title だけ見てソートさせます。

そののち、jQuery の $.each と言う、配列の処理用のメソッドを使ってソートされた順に数値をセットしていくだけです。



$(this).parent().parent().find("input") は、$(this) が td の中の アンカーです。その親の親となるのは、テーブルの tr になるわけです。なので、その中から必要な 入力フィールドを find で取得しています。
var _sortdata = [];
$(".wordlimit").each(function(){
   _sortdata.push({ title: $(this).text(), sort: $(this).parent().parent().find("input") })
});
_sortdata.sort(function(a,b){
   if ( a.title < b.title ) {
      return -1;
   }
   else {
      return 1;
   }
});
$.each(_sortdata,function(idx,val){
   _sortdata[idx].sort.val( idx*10+100 );
})
※ Google Chrome で、コンソールでタイプして作成しました




Seesaa独自タグ簡易リファレンス

タグ:Seesaa jquery
posted by lightbox at 2016-12-13 19:18 | Seesaa プログ管理支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Seesaa ブログのカテゴリ管理画面で、ブラウザのコンソールを使って 10 番毎の数字にリセットする

こえいう作業に、jQuery は最適で、いまどきはどこでも jQuery がページで使えることが多いです。Seesaa の管理画面でも使用可能なので、F12 でコンソールを開けて、まず入力フィールドのグループを取得します。

F12 で開いているデベロッパーツールのインスペクタで入力フィールドを調べれば、対象の入力フィールドは以下の記述で取得できる事が解ります。
$( "input[name*='sort_number']" )

これだけでは、目的は達成できないので、おのおののフィールド毎の処理にする為、.each でループ処理にします。
$( "input[name*='sort_number']" ).each(function(){
   console.log( $(this).val() );
})

これで目的はほぼ達成されたようなものですが、function(idx){} という連番が使えるので以下のようにすると完成です。
$( "input[name*='sort_number']" ).each(function(idx){
   $(this).val(idx*10+100);
})

ぜひ、Seesaa のカテゴリ管理画面で実行してみてください。

ちなみに、この方式で行くと『リンク』は以下のようになります
$( "input[name$='content_link__sort_number']" ).each(function(idx){
   $(this).val(idx*10+100);
})
※ エキスパートモードからでないと、失敗する可能性があります。



Seesaa独自タグ簡易リファレンス

posted by lightbox at 2016-12-13 12:54 | Seesaa プログ管理支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Seesaa の各ページの表示について
Seesaa の 記事がたまに全く表示されない場合があります。その場合は、設定> 詳細設定> ブログ設定 で 最新の情報に更新の『実行ボタン』で記事やアーカイブが最新にビルドされます。

Seesaa のページで、アーカイブとタグページは要注意です。タグページはコンテンツが全く無い状態になりますし、アーカイブページも歯抜けページはコンテンツが存在しないのにページが表示されてしまいます。

また、カテゴリページもそういう意味では完全ではありません。『カテゴリID-番号』というフォーマットで表示されるページですが、実際存在するより大きな番号でも表示されてしまいます。

※ インデックスページのみ、実際の記事数を超えたページを指定しても最後のページが表示されるようです

対処としては、このようなヘルプ的な情報を固定でページの最後に表示するようにするといいでしょう。具体的には、メインの記事コンテンツの下に『自由形式』を追加し、アーカイブとカテゴリページでのみ表示するように設定し、コンテンツを用意するといいと思います。


※ エキスパートモードで表示しています

アーカイブとカテゴリページはこのように簡単に設定できますが、タグページは HTML 設定を直接変更して、以下の『タグページでのみ表示される内容』の記述方法で設定する必要があります

<% if:page_name eq 'archive' -%>
アーカイブページでのみ表示される内容
<% /if %>

<% if:page_name eq 'category' -%>
カテゴリページでのみ表示される内容
<% /if %>

<% if:page_name eq 'tag' -%>
タグページでのみ表示される内容
<% /if %>
この記述は、以下の場所で使用します
container 終わり



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