このウインドウは、コマンドをタイプまたは参照して実行するものですが、一般的には『スタートメニュー』から表示させます。但し、設定として以下のようにスタートメニーに表示させるようにしている必要があります。
もし、スタートメニューに無い場合は、『Windows キー + R』で表示する事ができます。しかし、このウインドウに『管理者権限』を持たせると以下、のように表示されます。
このようにする最も簡単な方法は、『rundll32.exe shell32.dll,#61』と言うコマンドを使ってショートカットを作成し、ショートカットの設定で『管理者として実行する』にチェックする事です。
この時、ショートカットに『ショートカットキー』を設定しておくとすぐ呼び出す事ができます( ここでは CTRL + SHIFT + G )
また、『ファイル名を指定して実行』ウインドウは、VBScript を使った、たった2行のコードでも開く事ができます
Set obj = CreateObject("Shell.Application")
obj.FileRun
この事を利用すれば、コマンドプロンプトからも開く事ができます。( rundll32.exe shell32.dll,#61 を使えばいいのですが、rundll32.exe はいつ使えなくなるか解らないので )
cmd /c echo Set obj=CreateObject("Shell.Application"):obj.FileRun>%temp%\_.vbs&wscript.exe %temp%\_.vbs
さらに、Windows には、もう一つ『ファイル名を指定して実行』を開く場所があります。それは、タスクマネージャのファイルメニューにある『新しいタスクの実行』です。
タスクマネージャは、CTRL + SHIFT + ESC か、タスクバーを右クリックして表示されるメニューからか、CTRL + ALT + DEL で画面を切り替えてからメニューから呼び出すというのが一般的ですが、コマンドとして taskmgr を実行してもいいので、スタートメニューの『プログラムとファイルの検索』に入力して、CTRL + SHIFT + ENTER で呼び出すと、『管理者権限』で呼び出されるので、そこから『新しいタスクの実行』を開くと以下のようになります。
※ Windows8 では、最初から管理者権限を選択するチェックボックスが表示されています
▼ Windows8.1