以下は、ファイル名を指定して実行からの起動ですが、コマンドプロンプトを表示したままで保持し、必要がなくなればすぐ閉じる事ができます (もちろんコマンドプロンプトからの実行でもかまいませんが、その場合は pause は必要無いです) /c は、/c の後の文字列を新しい cmd.exe で実行した後、cmd.exe を終了するという意味なので、dir を実行した後、pause で一時停止して入力待ちとなり、何かキーを押せば cmd.exe が終了します。最後に pause を使う方法は、コンソールに出力された結果を画面で確認できるようにする為に用いられます。
cmd /c dir & pause
& による一行の複数実行は、複数のアプリケーション(バッチファイル内の行単位の処理)をプログラムから呼び出したい(call コマンドを使用)場合で、外部にバッチファイルを作りたくない場合に使用します。
次のサンプルは、ユーザフォルダの dir の結果をテキストファイルにリダイレクトして dir の結果をメモ帳で開きます。
notepad の起動に start を使用しているので、元の cmd.exe は終了して結果の dir.log を表示したメモ帳のみが Windows 上に残ります( start が無いと、cmd.exe が notepad.exe の終了を待ちます )
cmd /c cd %HOMEPATH% & dir > c:\temp\dir.log & start notepad c:\temp\dir.log
ダウンロードしたファイルをエクスプローラから実行する場合は、『許可する』にチェックして『適用』して下さい。![]()
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