SQLの窓

2024年08月05日


VBScript を『管理者として実行する』には、Shell の runas ( 右クリックメニューの実行と同等 ) で実現します / Jscript も追加

VBScript を『管理者として実行する』には、以下の内容ををスクリプトの先頭に記述します

🔻 VBScript

Set obj = Wscript.CreateObject("Shell.Application")
if Wscript.Arguments.Count = 0 then
	obj.ShellExecute "wscript.exe", WScript.ScriptFullName & " runas", "", "runas", 1
	Wscript.Quit
end if

Wscript.Echo "ここは管理者権限で実行されます"


🔻 Jscript

※ Jscript は WScript 等、大文字小文字の区別があるので注意です。
var obj = new ActiveXObject("Shell.Application");
if ( WScript.Arguments.length == 0 ) {
	obj.ShellExecute( "wscript.exe", WScript.ScriptFullName + " runas", "", "runas", 1 );
	WScript.Quit();
}

WScript.Echo( "ここは管理者権限で実行されます" );

Shell.ShellExecute method

これは、VBScript から利用可能な Shell の機能を使って、右クリックメニューにある『管理者として実行』を実行する方法です。ここでは日本語では無く runas と言う文字列を使って管理者として実行させています。

但し、引数がなかった場合の処理としては処理終了します。ですからこのスクリプトでは、引数をダミーで一つセットして( この場合一つめの runas がそうです )自分自身を再度呼び出しています。

つまり、Windows からすれば二度目の実行が管理者としての実行になります。

この場合は、スクリプトに引数を渡す事ができません。もし渡したい場合は、違ったトリックを使う必要があるのに注意して下さい。(その場合は、外部ファイルから入力するのがもっとも簡単で確実だと思います)





posted by lightbox at 2024-08-05 12:10 | VBS + Shell | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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