SQLの窓

2013年02月15日


Chrome リモート デスクトップ。出先から自宅、出先から仕事場へのアクセスする為の環境と注意事項( 出先は拡張のみ )

『Chrome リモート デスクトップ』は、インターネットを使って PC に対してリモートアクセスするという、とんでも無いものですが、インストールした人のアカウントと、PIN の設定による専用パスワードで二重に守られます。

性能は思った以上にすぐれていました。十分に実用に耐えるので、今までこのようなアプリケーションを知らない人でもストレス無く自然に使えます。

ただ、設定というかインストール時に誤解を生みそうな手順があるので、以降の内容でそれを明確にします。解らない人は全部インストールしてしまえば良いのですが、常駐のプログラムが増えてしまいますし、知らずに出先で他人の PC にインストールしてしまったらえらい事です。

インストール

Chrome リモート デスクトップ


拡張として追加した時点では、クライアント側のソフトウェア( 操作する側 )のみのインストールとなります。


( 新しいタブを表示するとこのような表示になります )

【重要】
設定で、 PC をリモートでアクセスするようにした時にのみ サーバーアプリケーションが≪別途≫インストールされます。

▼ 最初の起動時


▼ 拡張アプリの承認


既に【他の PC】にサーバーアプリまでをインストール済であれば以下のように表示されます。



つまり、全ての PC にサーバー側のアプリをインストールする必要は無く、以降の処理は必要ありません。( 必要なのは、操作される側のみです )

▼ サーバーアプリのインストール画面


▼ サーバーアプリのインストール実行


この後、『リモート接続を有効にする』をクリックすると、PIN の入力になって、6ケタ以上の数字を入力するとインストール開始されてサービスに登録されて以降ずっとそのサービスは動き続けます。


▼ 『プログラムと機能』の Chrome リモート デスクトップ


このソフトウェア(サーバーアプリ)は、『プログラムと機能』からアンスンストールする事のできる一般的なソフトウェアです。しかし、一旦インストールすると『サービス』として常時実行されるので注意して下さい。たとえ、Google Chrome の拡張を削除しても『サービス』はそのまま実行し続けます。

必要無いと思った場合は、『プログラムと機能』からアンインストールする必要があります。

▼ サービスで実行中の Chrome リモート デスクトップ


▼ プロセスで実行中の Chrome リモート デスクトップ

( 二つのプロセスが存在します )


リモート処理

操作するだけなら、UltraVNC や Windows のリモートデスクトップと比べて遜色ありません。同じ部屋にある WindowsXP にサーバー側のアプリもインストールして ADSL で操作してみましたが、10年前の RealVNC より高速で綺麗に表示されます。当然インターネットのトラフィックに依存して固まったようになる事はありますが、画面が乱れるような事はありません。

※ サーバー側の PC が XP なのか、ドラッグ時のカーソルが黒い四角になりましたが・・・

WindowsXP をリモートで操作した画面


下部に表示されている Disconnect ボタンは、サーバー側で表示されているものです。こちら側からの特殊な操作は、上部にメニューがあり、『Ctrl + Alt + Del』『PrintScreen』があります。
( こちら側からのリモートに対するクリップボードへの転送操作は普通に動作しますが、あちらからこちらへのクリップボード転送はできないようです )

また、表示は基本は Google Chrome 内なので、Chrome を小さくすれば小さくなります。さらに、Chrome は最大化機能があるので、メニューより最大化が可能になっています。


注意事項

日本語の入力の変換キーが、スペースのみとなっています( 変換キーは動作しません )
日本語入力は、一般的な操作は特に問題無く動くようですが、Windows としての特殊なキー操作は動作しない事が多いと思います。

データ交換をしたい場合は、現状では SkyDrive のリモートドライブを使うか Google を含むオンラインストレージの共有機能を使うといいでしょう。

ごく自然に簡単に、自宅のHDにアクセスする SkyDrive

Google の正式ヘルプ

Chrome リモート デスクトップ アプリ - Chrome ヘルプ

解りづらい記述ではありますが、一通りの解説がされています。

▼ 報告されている問題( HELP より )
❶ 共有しているパソコンに、指定されたアクセス コードを使って接続できず、長時間にわたって [アクセス コードを確認しています] というメッセージが表示される。

❷ リモート共有セッション中に速度が低下するか、パフォーマンスが安定しない。

❸ 共有しているパソコンの音声が聞こえない。

❹ Mac OS X 10.5(Leopard)、Linux、または Chrome OS を搭載したパソコンでリモート アクセスを設定できない。

❺ Chrome リモート デスクトップをホストからアンインストールしたが、その後もホストのリストでオフラインとして表示される。

❻ Google アカウントのパスワードを変更したら、リモートのパソコンにアクセスできなくなった。

❼ リモートのパソコンに接続しているときに、特定のキーボード ショートカット(Ctrl+W、Ctrl+N など)を使用できない。

❽ 認証プロキシを利用している場合に、リモート接続用にパソコンを設定できない。

❾ Windows パソコンでリモート接続を有効にしようとすると、「リモート アクセス サービスを開始できませんでした」というエラー メッセージが表示される。
対応状況については、HELP をご覧下さい
【Google Chromeの最新記事】
posted by lightbox at 2013-02-15 22:21 | Google Chrome | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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