SQLの窓

2014年02月19日


コマンドプロンプト(実質はVBScript)で、クリップボードの内容をファイルに出力する

もう、正式なドキュメントを見つけるのは困難ですが、以下のように、mshta.exe を使って、引数に URL の変わりに認識される vbscript: によって、VBScript を実行してクリップボードにアクセスしています。

コマンドプロンプト上の & はそのままではコマンドプロンプトの特殊記号なので ^ でエスケープしていますが、cmd.exe /c 以降で使う場合は、 /c 以降の内容を "(ダブルクォート) で囲う必要があるので注意して下さい。

str と "" を連結しているのは、str が null 等のエラーとなる可能性の値を無条件に文字列と変換する為です。( %temp% はテンポラリフォルダという認識で使用しています )
mshta.exe "vbscript:Execute("str=window.clipboardData.getData(""text""):CreateObject(""Scripting.FileSystemObject"").GetStandardStream(1).Write(str^&""""):close")" > %temp%\clip.txt
Windows7 では、クリップボードへの書き込みは clip.exe で容易に可能ですが、読込みは他のアプリケーションの力を借りないと実現しません。例えば、VBScript 内で実行するのであれば、InternetExplorer.Application を使った以下のような方法も存在します。

※ clipboardData オブジェクトには、getData と setData メソッドがあります

これは、Hey, Scripting Guy! でも紹介されている結構確実な方法で、これ以前より IE を利用したアプリケーションを作成しているプログラマにとっては常識のような内容でした。ただ、昔は IE の性能や PC の性能も悪かったので必ず成功していたかどうかはちょっと疑問が残ります( たぶん今は大丈夫だと思います )
※ Busy プロパティを使用した記述

ただ、セキュリティ上の理由により、デフォルトのインターネット設定では以下のようなダイアログが出てしまうのでそのままではバッチ処理には使えませんので注意が必要です。


Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application")
objIE.Navigate("about:blank")
strText = objIE.document.parentWindow.clipboardData.GetData( "Text" ) & ""
objIE.Quit

Wscript.Echo strText

さらに、正式なドキュメントを見つける事はできませんでしたが、レジストリ情報からすると、どうやら Office 関連の COM らしい htmlfile というものが存在します。( 一応知識として知っておくといいと思います。/ セキュリティの問題はありません )
' Get clipboard text
Set objHTML = CreateObject("htmlfile")
text = objHTML.ParentWindow.ClipboardData.GetData("text")
VBScript を中心に考えると、最初のコマンドラインを実行した後に、パイプで cscript.exe をつなげて、VBScript 内で標準入力を読み込むという方法もあります。
mshta.exe "vbscript:Execute("str=clipboardData.getData(""text""):CreateObject(""Scripting.FileSystemObject"").GetStandardStream(1).Write(str^&""""):close")"|cscript //nologo g.vbs

g.vbs
Dim Input:Input=""
Do While Not WScript.StdIn.AtEndOfStream
	Input=Input&WScript.StdIn.ReadAll
Loop
WScript.Echo Input
Visual Studio が使える場合は、以下のリンク先の手順で自作 COM を作成して利用可能です

VB.net(VS2010) で COM へ公開して、WSH(VBScript) で利用する( C# でも同様 )

▼ C# によるテストコード
namespace ClassCom
{
    public class Class1
    {
        Microsoft.VisualBasic.Devices.Computer pc = new Microsoft.VisualBasic.Devices.Computer();
        public string Clipboard
        {
            get {
                return pc.Clipboard.GetText();
            }
            set {
                pc.Clipboard.SetText( value );
            }
        }
    }
}

▼ 実行
Set obj = Wscript.CreateObject("ClassCom.Class1")

Wscript.Echo obj.Clipboard


posted by lightbox at 2014-02-19 00:00 | コマンド : コマンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
container 終わり



フリーフォントで簡単ロゴ作成
フリーフォントでボタン素材作成
フリーフォントで吹き出し画像作成
フリーフォントではんこ画像作成
ほぼ自由に利用できるフリーフォント
フリーフォントの書体見本とサンプル
画像を大きく見る為のウインドウを開くボタンの作成

CSS ドロップシャドウの参考デモ
イラストAC
ぱくたそ
写真素材 足成
フリーフォント一覧
utf8 文字ツール
右サイド 終わり
base 終わり