SQLの窓

2014年05月16日


Eclipse+WindowBuilder : ボタンイベント(AbstractAction) の作成



ボタンコントールの右クリックで表示される、Add event handler や、Design 上でボタンをダブルクリックして作成されるイベントコードは、『匿名のインナー型』と呼ばれる無名の処理のブロックとなります。当然ソースの記述位置は、ホタンの定義の近くに自動的に作成されるので、アプリケーションの簡単な振る舞いを定義するには便利でメンテナンス性も良いですが、アプリケーションにとって重大で大きなアクションを定義するのは向いていません。処理記述が大きくなれば、当然コンストラクタの記述を圧迫してメンテナンス性が全く無くなってしまいます。

そういった場合は、本来 public なクラスを作成して別のソースコードとして管理するものですが、WindowBuilder では最終的にそうする為の予備コーディングとして『アクションの設定』というメニューがあります



これを行うと、別のソースコードでは無く private なクラスとしての AbstractAction を自動的に作成してくれます。これによって作成されたアクションは、後から呼び出しの変更先として自由に Design 画面から各コントロールのイベントとして選択する事ができるようになります。



但し、自動的に作成されるので変数名は変更したほうが良いです。プロパティウインドウから変更する事によって、ソース上で使われているその変数名が全て変更されます。さらに、変数名だけでは無くクラス名そのものも変更して、処理の意味を明確にしておくべきでしょう。



クラス名の変更は、パッケージエクスプローラの該当するクラスを選択して、F2 キーで名前変更用のダイアログが表示されます。そして、最後にボタンのテキストを変更する為に、ソースコードの putValue の中身を変更しておきます。



こうする事によって、比較的管理しやすいソースコードとしてイベント記述を書く事ができるようになります。



※ putValue で、SHORT_DESCRIPTION に対して文字列を設定すると、ヒントウインドウの内容がその内容になります。
	private class CheckAction extends AbstractAction {
		public CheckAction() {
			putValue(NAME, "確認");
			putValue(SHORT_DESCRIPTION, "Some short description");
		}
		public void actionPerformed(ActionEvent e) {
			System.out.println("確認ボタンがクリックされました");
		}
	}



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posted by lightbox at 2014-05-16 15:25 | Java | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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