重要な手順部分は、NAVER にまとめました。 そもそも、USB でもサーバ移動できる AN HTTPD を授業で使用しており、卒業進級制作の課題内容を WEB と ローカルで同じ環境を作るよう指示した手前、自分でテストしていて起きた内容のまとめです。 ( ちなみに、AN HTTPD は管理者権限で起動する必要があります ) phpMyAdmin インストーラとか特にありません。定義ファイルは実運用で必要ですが、すぐテストしたいだけなら全てデフォルトで動作します。DB のユーザとパスワードでログインして操作可能です。 ですが、setup フォルダがあるので気になって使ってみると、config.inc.php という定義ファイルを作成する為のもので、サーバを何通りも追加して定義ファイルをダウンロードしたり表示したりできるツールでした。 さらに、config フォルダを作成して、そこに書き込み権限を与えると作成されますが、本体を実行する際にその confog フォルダが残っていると、早く消せと警告されます。つまり、あまり推奨するようなものでもなさそうです。 config.sample.inc.php をコピーして十分使えます。特に、保存領域の機能を追加するにしても、examples の中にある create_tables.sql を実行した後、/* Storage database and tables */ に関する設定のコメントを外すと、DB のテーブル内に表示しておきたいデータベースの一覧を保存できるようになり、運用が楽になります。 setup は、実際問題、あまり役には立ちそうに無かったのですが、AN HTTPD で動作しなかったので、Apache のテストをする事になってしまいました Apache Lounge さくらインターネットのレンタルサーバで動いたので、AN HTTPD のせいだと思い、Windows に Apache をインストールしようと思ったのですが、この時 Apache の配布に二種類ある事に気がつきませんでした。
Apache Please use the Apache builds provided by Apache Lounge. They also provide VC11 builds of Apache for x86 and x64. We use their binaries to build the Apache SAPIs. If you are using PHP with Apache 1 or Apache2 from apache.org (not recommended)PHP の Windows バイナリを配布するところにこのように書かれているのですが、最初 apache.org からダウンロードしてしまって、インストーラでインンストールした後、Apache から PHP を使うという所で止まってしまい、Apache Lounge の存在に気がつきました。 Apache Lounge は、完全な実行環境が書庫化されており、bin ディレクトリの httpd.exe をコマンドプロンプトから実行するだけで開始されます。サービスに登録したい場合は、httpd.exe -k install を実行するようにと、ReadMe.txt に書かれていました。
Install ------- - Unzip the Apache24 folder to c:/Apache24 (that is the ServerRoot in the config). Default folder for your your webpages is DocumentRoot "c:/Apache24/htdocs" When you unzip to an other location, change ServerRoot in the httpd.conf, and change in httpd.conf the Documenroot, Directories, ScriptAlias, also when you use the extra folder config file(s) change to your location there. Start apache in a DOS box: >httpd.exe Install as a service: >httpd.exe -k install ApacheMonitor: Double click ApacheMonitor.exe, or put it in your Startup folder.
スレッドセーフ AN HTTPD では、ノンスレッドセーフを使用しています。つまり、既存の PHP 内に Apache 用の dll は入っていません。なので PHP を新たにダウンロードして、Apache のバージョンとも一致させる事になりました。 最新では、php5apache2_4.dll が入っていたので、Apache は 2.4 が必要です。ここで注意するのは、古いバージョンでなんとかしようとする場合は、対応する Apache の dll を Apache Lounge からダウンロードする事が必要な場合があります。Apache Lounge では、VC9 に関していくつか PHP のバージョンにあわせて配布されています。また、VC11 用のランタイム無いと動かないので、ランタイムを現在のものを使用したい場合は、同様のバージョンあわせとダウンロードが必要になります。 MSVCR110.dll 最新は、VC11 でビルドされているので、ランタイムをインストールしても良いという場合は、以下からダウンロードできます。 Visual Studio 2012 更新プログラム 4 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ でも、Microsoft の余計なインストールはできれば避けたいので、VC9 でなんとかしたい人も多いと思います ※ phpMyAdmin の setup は、結局 Windows の Apache で動作しました。
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