手元の環境は、Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.1.0.6.0 - Production です。32ビットなので、64ビットのPC では少しいろいろありますが、スキーマ作成に関して基本は SQL を用意してコマンドを入力して実行するという手順になります。 Oracle をインストールしたユーザであれば問題無いはすですが、ユーザが ora_dba グループに入っている事を確認します。 1) sqlplus 用のフォルダを用意して、そこで sqlplus を実行 c:\tools\oracle というフォルダを作成しました。そこに、コマンドプロンプトのショートカットを作成します。 ※ Windows システムツールの中にあるので、コピーして使用しますが、無ければ直接 cmd.exe でショートカットを作成します。 ※ アイコンを右クリックして『その他』=>『ファイルの場所を開く』でそこからコピーします 2) ショートカットの情報を変更 a) リンク先は、このように入力すると Oracle インストール済みならばフルパスを補完してくれます。 b) 作業フォルダーはクリアすればカレントフォルダで起動します。 c) 詳細設定では念のため管理者権限にチェックしておきます。 タイトルは何でもいいので、全般タブで変更します。 3) sqlplus の初期設定用 login.sql をフォルダに置く
SET VERIFY OFF SET SERVEROUTPUT ON SET LINESIZE 200 SET PAGESIZE 1000 --SET AUTOCOMMIT IMM
行頭の -- は行コメントです。 ※ SET SERVEROUTPUT ON を指定しないと、DBMS_OUTPUT の結果が表示されません ※ SET AUTOCOMMIT IMM を指定すると、SQL の UPDATE 時に 自動的にコミットされます 4) sqlplus を実行してコマンドウインドウの設定を行う コマンドウインドウ上でドラッグでコピー、右クリックでペーストできるように簡易編集モードを ON にします。 作業しやすいように好みの幅にコマンドウインドウサイズを変更します。 5) login.sql の内容が反映されているかを確認する SQL プロンプトで show all と入力して、SERVEROUTPUT が ON である事を確認する 6) Oracle のデータの場所を確認しておく 以下を入力して *.DBF ファイルの場所を確認します。 select * from DBA_DATA_FILES; スキーマを作成する際に、データファイルと表領域を事前に作成するので確認します。 データ作成 mdb よりデータを作成する スクリプト(32ビット用/cscript.exe で呼び出せば 64ビット)のダウンロード 26、27、29 行目を環境に合わせて変更 ※ ディレクトリオブジェクトの作成 関連する記事 Oracle SQLPlus でスキーマの作成
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