1) 前提条件 以下のリンク先で、Pleiades Eclipse 4.7 Oxygen の導入について解説しています。 Pleiades Eclipse 4.7 Oxygen 2 Windows 64bit Ultimate Full Edition のインストールといろいろな準備 以下のリンク先で、Pleiades Eclipse 4.7 Oxygen 2 Windows 64bit Ultimate Full Edition 内の MySQL のセットアップについて解説しています。 Pleiades Oxygen 2 の XAMPP 内の MySQL を利用可能にしてテストデータ(販売管理)を登録する 2) Ruby+Devkit 2.4.4-1 (x64) をインストール rubyinstaller.org よりダウンロードします 日々変わっているようですが、現時点でのバージョンは上記の通りで MSYS2 は外から見えないようにインストールされます(Ruby のインストールの最後にチェックを外して MSYS2 をインストールしなくてもかまいません) ▼ 以下は MSYS2 のインストールです。1、2、3 と順に入力して実行します。 ▼ メニューに登録された、Ruby 用のコマンドプロンプトを開きます ▼ gem install ruby-mysql で、mysql 用のライブラリをインストール このライブラリは Ruby だけで書かれていて、インストールが簡単です。他のライブラリは Windows で動作させるにはいろいろ面倒なので、特別な理由が無い場合はこれを選びます。(サンプルコードを後述します) GitHub の ruby-mysql/test/test_mysql.rb で勉強もできます。 3) Eclipse の Ruby パースペクティブで MySQL に接続して実行 Eclipse 用の Ruby で使用するワークスペース用フォルダを作成しておいて選択します。 Ruby パースペクティブを選択します。 手順1) 注意事項 Pleiades Eclipse 4.7 Oxygen 2 Windows 64bit Ultimate Full Edition でワークスペースを最初に開くと、『システム PYTHONPATH の変更が検出されました』と出るので、とにかくこれは避けれなかったので適用します。 また、Python と Ruby では、RemoteSystemsTempFiles が作成されてしまいます。あっても問題無いですが、削除したい場合は『Pleiades Oxygen : Python と Ruby のパースペクティブでワークスペースを開いて最初に現れる『RemoteSystemsTempFiles』を削除する』を参照して下さい。 手順2) プロジェクト作成 ▼ 最初に ウインドウ => 設定 より Ruby のインタープリタ(ruby.exe) を選択しておきます ▼ Ruby プロジェクトを選択します ▼ プロジェクト名を入力して完了します ▼ 空の Ruby スクリプトを二つ作成します 1) my_func.rb 2) MySQL_01.rb my_func.rb に MySQL のアクセスのメイン部分を関数で作成して、MySQL_01.rb でこのソースを require して使用します。 ▼ 実行の構成 Ruby スクリプトをダブルクリックして、プロジェクトと起動スクリプトを選んで実行です。 手順3) ソースコード ▼ my_func.rb
=begin ※ 前方参照の関数を require select の結果を CSV 形式の文字列で取得する =end def get_csv(connection,sql) # $ は グローバルスコープの変数 $error_flg = 0 $error_msg = "" str_row = "" begin result = connection.query(sql) result.each do |fld| len = fld.length for data in fld do # 文字列追加 str_row << "#{data}," end # 最後のカンマを取り除く str_row.chop!() # 次の行の為改行( 文字列追加 ) str_row << "\n" end # エラー処理 rescue => ex $error_msg = ex.error + "\n" $error_flg = ex.errno end return str_row end
▼ MySQL_01.rb
# https://github.com/tmtm/ruby-mysql/blob/master/lib/mysql.rb # http://www.tmtm.org/ruby/mysql/ require 'mysql' # カレントのファイルを関数定義として読み込み require './my_func' # 接続 begin connection = Mysql.connect("127.0.0.1", "root", "", "lightbox") rescue => ex print format("%d エラーが発生しました\n%s",ex.errno,ex.error); # 接続エラーの場合は終了 exit! end # select の結果を CSV 形式の文字列で取得する print get_csv(connection,"select * from 社員マスタ") # 接続解除 connection.close if $error_flg != 0 then print format("%d エラーが発生しました\n%s",$error_flg,$error_msg); end
エディタのタブの設定 関連する記事 Pleiades Eclipse 4.7 Oxygen 2 Windows 64bit Ultimate Full Edition のインストールといろいろな準備 Pleiades Oxygen 2 の XAMPP 内の FileZilla Server をインストールして使用する Pleiades Oxygen 2 の XAMPP 内の MySQL を利用可能にしてテストデータ(販売管理)を登録する Pleiades Oxygen 2 の XAMPP 内の MercuryMail をインストールして使用する
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