タスクスケジューラは、UI から登録するとそんなに問題はありませんが、schtasks.exe を使用してデスクトップと対話させるタスクを起動する場合は注意が必要です。task_test : テスト用タスクを登録するコマンド
SCHTASKS /Create /RU ログインユーザ /RP パスワード /SC MINUTE /TN task_test /IT /TR "C:\user\bat\open_cmd.bat"schtasks /Create /? で表示されるオプションの指定方法には、/IT というものがあります。ジョブの実行時に /RU ユーザーが現在ログオンしている場合にのみ、タスクが対話的に実行されるようにします。このタスクは、ユーザーがログインしている場合にのみ実行します。とありますが、登録直後は『ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず』に設定されています。さらに、登録時には以下のメッセージが表示されます。警告: タスクは登録されていますが、指定されたすべてのトリガーがこのタスクを開始するわけではありません。詳細については、タスク スケジューラのイベント ログを確認してください。/IT を指定しない場合は、バッチ処理として正常に登録されてすぐに処理がスケジュールされますが、/IT を指定した場合は処理そのものが実行されずに『不思議な待機状態』になっています。 そこで、ユーザにログオンしている時のみ実行するに変更そうすると、スケジュールどおりに実行を開始します。 但し、この登録では /SC MINUTE で『1分ごとに無期限に繰り返す』ので、1分後に再びコマンドプロンプトを開こうとするのですが、前のタスクが終わって無い場合はコマンドプロンプトは開きません
つまり、このタスクは『1分毎にチェックして、もしコマンドプロンプトが無かったらコマンドプロンプトを開く』というタスクになった事になります open_cmd.bat
cd \ & cd %temp% & cmd /kいずれにしても、削除は UI ( ファイル名を指定して実行から taskschd.msc ) から行うといいですし、登録だけ /IT でコマンドでしておいて、後から UI で適宜変更するといいと思います。
2018年06月09日
タスクスケジューラの使用方法(schtasks.exe と taskschd.msc) : /IT という正しい説明がされていないオプションの使用方法
2018年05月26日
IIS10 を AppCmd.exe を使用して運用する
環境OS : Windows10 : Windows NT 10.0; Win64; x64 IIS : Microsoft-IIS/10.0 PHP : 5.6.36 : VC11 x86 Non Thread Safe※ appcmd.exe は C:\Windows\System32\inetsrv にあります ( インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー のショートカットのリンク先の InetMgr.exe と同じ場所 )IIS の基本設定 Windows10 IIS の設定 php.ini の設定として重要なのは、最初は以下の3つです。
cgi.force_redirect = 0 date.timezone = Asia/Tokyo error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE & ~E_STRICT
php.ini の内容を確認する為に、info.php を作成して以下のようにします。
<?php phpinfo(); ?>
php.ini を変更して appcmd.exe で反映させる ▼ php.ini の変更は、アプリケーションプールの『リサイクル』を実行する必要がありますこれを appcmd.exe で実行するには以下のようなバッチファイルで可能です。 ※ 管理者権限で実行する必要があります
setlocal @path=%path%;C:\Windows\System32\inetsrv appcmd recycle APPPOOL "DefaultAppPool" endlocal
オプションで変更した php.ini の内容
default_charset = "shift_jis" short_open_tag = On include_path = ".;c:\php\includes" extension_dir = "ext" allow_url_include = On extension=php_com_dotnet.dll extension=php_curl.dll extension=php_fileinfo.dll extension=php_gd2.dll extension=php_mbstring.dll extension=php_exif.dll extension=php_mysql.dll extension=php_mysqli.dll extension=php_openssl.dll extension=php_sqlite3.dll sendmail_path = "C:\pleiades\xampp\sendmail\sendmail.exe" session.gc_maxlifetime = 5400
appcmd.exe で アプリケーションの追加
新しいPCに保存しておいた環境を構築する場合、一括で作成できます
※ 管理者権限で実行する必要があります
setlocal @path=%path%;C:\Windows\System32\inetsrv appcmd add APP /site.name:"Default Web Site" /path:/ab /physicalPath:"C:\user\lightbox\web\system\webhost\ab" appcmd add APP /site.name:"Default Web Site" /path:/ad /physicalPath:"C:\user\lightbox\web\system\webhost\ad" appcmd add APP /site.name:"Default Web Site" /path:/admin /physicalPath:"C:\user\lightbox\web\system\webhost\admin" appcmd add APP /site.name:"Default Web Site" /path:/misc /physicalPath:"C:\user\lightbox\web\system\webhost\misc" endlocal
その他の appcmd.exe での処理▼ 停止 appcmd stop SITE "Default Web Site" ▼ 開始 appcmd start SITE "Default Web Site" ▼ ディリクトリの参照を可能にする appcmd set config "Default Web Site" -section:system.webServer/directoryBrowse /enabled:"True"参考記事( Microsoft TechNet ) AppCmd.exe の使用の開始 ディレクトリの参照
2018年04月21日
Windows10 を運用を始めるにあたって、いろいろ最近必要だった事のまとめ
URI スキーム ファイル名を指定して実行から Windows10 特有の設定画面への移動方法ですが、Windows10 のアップデートに伴ってバージョンを確認する為に必要でした。とにかく、どこかの画面に移動するのに時間がかかるので。▼ バージョン ms-settings:about ▼ Windows Update ms-settings:windowsupdateURI スキーム一覧( Windows 設定アプリの起動 ) ファイル名を指定して実行 一般的には .exe の実行ですが、shell コマンドというようなものもあります。▼ スタートアップフォルダを開く shell:startup ▼ コントロールパネル control ▼ コマンドプロンプト、メモ帳、ペイント、電卓 cmd notepad mspaint calcエクスプローラのアドレスバー sendto で、送るフォルダを開く( ここにエディタのショートカットを置く ) %TEMP% でテンポラリフォルダを開く コントロールバネル デスクトップのアイコンで、コントロールパネル用のアイコンを表示するようにしておく。 コントロールパネルの右上の『検索』で、『グループ』と入力すると『グループポリシーエディタのリンクが現れる』 ショートカットキー エクスプロラーやサービス一覧等で、CTRL 押しながら + キーで、内容でぴったり列の幅が整列される ( ※リスト形式の各所で有効 ) Windowsキー + E でエクスプローラ Windowsキー + R でファイル名を指定して実行 エクスプローラの基本設定 毎回最初にする内容です。設定画面は、表示タブのツールバーの右端から![]()
スタートメニュー(右クリック) PowerShell をコマンドプロンプトに変更。どうせ、エクスプローラから SHIFTキー押しながらフォルダを右クリックすると PowerShell がそこで実行されるので、これはコマンドプロンプトでいいと思います。
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管理者権限で実行 既に実行しているアプリがタスクバーで表示されている状態で、CTRL+SHIFT を押しながらタスクバーのアプリをクリックします( これが一番簡単 ) ※SHIFT キーのみだと、同じアプリが起動 コマンドプロンプト(純正) Windows のコマンドプロンプトから普通に実行できるコマンドです。
▼ 他の PC の共用の確認 net view \\PC名 ※ 一般的には、コントロールパネルの『資格情報マネージャー』と併用します ▼ 80番ポートを使用しているアプリケーションの確認 netstat -nao | findstr :80 ※ 一番最後に PID があるので、それでタスクマネージャの『詳細タブ』から確認 ※ PID のタイトルをクリックしてソートしますコマンドプロンプト(アプリ依存) なんらかのソフトウェアがインストールされているという前提の処理です。▼ Visual Studio のコマンドプロンプトから exe 等の 32ビットか 64ビットかの判断 dumpbin /HEADERS "ファイルのフルパス" | findstr machine ※ ファイルのフルパスは、SHIFT キーを押しながらファイルを右クリックして『パスのコピー』 ▼ 自分の PC の SQLExpress の sa のパスワードを空にする sqlcmd -E -S .\SQLEXPRESS で、接続してから以下を入力( GO で実行 )して、終わったら quit で終了 ALTER LOGIN sa WITH PASSWORD = '' GO ※ 昔はそもそも空だったんですよ(そのままシステムが続いている) ▼ Oracle11g の Scott を使用可能にします alter user scott account unlock; alter user scott identified by "tiger"; ※ 二つ目は、期限切れの対応です。関連する記事 Oracle 11g 学習環境の作成 : SQLPlus の環境作成 Google Chrome 今時は、シークレットモードにしないと終了時に Google からログアウトされないので、引数使って最初からシークレットモードで。普通のは、『新しいウインドウ』で開いたらいいです。(CTRL + N)C:\...\chrome.exe --incognito
トラブル MySQLの ODBCが インストールできない 対応 : VC++ 2013のランタイムをダウンロードしてインストール キーボードに触るとWindows10 が起動する。シャットダウンしたのに勝手に電源が入った上に立ち上がらない。 その他 デスクトップのコンピュータアイコンにメニューを追加するテストにはまだまだ使える(重宝する) AN HTTP Server の正しい使用方法
SQLExpress の接続設定のヒント
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2018年03月11日
Windows10(Pro) でグループポリシーエディタを実行して、Cortana を無効にする(許可しない)
グループポリシーエディタは、『ファイル名を指定して実行』から『Gpedit.msc』で実行できますが、エクスプローラの PC のプロパティでコントロールパネルウインドウを表示して、右上のフィールドで『グループ』と入力して検索します。そうすると、『管理ツール』の下に『グループポリシーエディタ』へのリンクが現れます。
これをクリックして実行して以下のポリシーで、Cortana を許可しない設定にします。( Cortana を許可するを無効にする )
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